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施工事例
西宮市　雨漏りの原因となった鳩小屋の撤去と屋根のリフォーム工事

工事のきっかけ

西宮市のお客様より
「以前から雨漏りに悩まされており、過去に鳩小屋の修理を行ったことで一時的に解消していました。
しかし、最近また雨漏りが再発してしまい、全面的な屋根工事が必要かと考えています。
鳩小屋の撤去も検討しているのですが、そちらの対応は可能でしょうか？」
とお問い合わせいただきました。

現地調査を行った結果、スレート屋根には4か所の鳩小屋が設置されている状況でした。
雨漏りを根本から解消するため、鳩小屋をすべて撤去し、スレート屋根の上に防水シートを敷いた上で、ガルバリウム鋼板製の新しい屋根材を施工するプランをご提案しました。

その内容にご納得いただき、工事をお任せいただくことになりました。

西宮市屋根カバー工事,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

ビフォーアフター

西宮市で雨漏り原因となっている鳩小屋を撤去しスレート屋根へのカバー工事を行う前の様子

西宮市で雨漏り原因となっていた鳩小屋を撤去しスレート屋根へカバー工事した後の様子

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

施工期間: 12日

使用材料: 改質アスファルトルーフィング　IG工業スーパーガルテクト

施工内容その他: 雨漏り原因　鳩小屋の撤去

築年数: 36年

保証年数: 15年

工事費用: 仮設足場150,000円　屋根カバー工事1,200,000円　鳩小屋撤去処分200,000円

建坪: 屋根面積120㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は西宮市で行った雨漏りの原因となった鳩小屋の撤去と屋根のリフォーム工事の施工事例のご紹介です。

屋根の鳩小屋とは、屋根の一部に設けられた小さな構造物で、主に通気や採光を目的としています。
この部分は屋根裏にこもる湿気や熱を逃がすために設置されることが多く、屋根材や下地材の劣化を防ぐ役割を果たします。

ただし、鳩小屋は防水処理が不十分だったり、経年劣化で隙間が生じたりすると、雨水が侵入して雨漏りの原因となる場合があります。

こうしたリスクがあるため、鳩小屋の撤去や改修が必要になることもあり、撤去する際には防水処理や屋根材の交換を丁寧に行うことで問題の再発を防ぐことが重要です。

今回は鳩小屋を撤去した上で屋根のカバー工法を行う様子をご紹介いたします。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞
英語対応も可能です！English-speaking staff is available.

この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

西宮市で鳩小屋の撤去とカバー工法を行う現場紹介

西宮市で余っ盛り原因となっている鳩小屋を撤去しスレート屋根へカバー工事した現場の様子

こちらが雨漏り原因となった鳩小屋を撤去し、スレート屋根へカバー工事する現場です。

【建物情報】
・エリア　西宮市
・築年数　36年
・2階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根
・現在　雨漏りあり

既存のスレート屋根には、デザイン性と屋根裏の換気を兼ねた鳩小屋が設置されています。
5年前に屋根と外壁の塗装を施したものの、雨漏りが発生しているとのことで、今回ご相談をいただきました。

雨漏りの調査で屋根裏を確認したところ、雨水の影響で下地の木材が黒ずんでいる状態でした。
木造住宅は雨漏りの被害を受けやすく、修理が遅れると木材が腐食し、結果として大規模な工事が必要になるケースもあります。
そのため、早めの修理が重要です。

また、屋根裏に点検口がある場合は、定期的に内部の状態を確認することで、早期発見と対策が可能になり、安心して住み続けることができます。

雨漏りの原因として挙げられた鳩小屋は、合計で4か所設置されている状態でした。

既存の屋根材はスレートが使用されており、鳩小屋の屋根や外壁部分にも同じ素材が採用されています。

スレート屋根は軽量で耐震性に優れるという利点がある一方で、経年による色あせや割れが起こりやすいという弱点も見られます。

これらの特徴を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。

雨漏りの原因となっていた鳩小屋の撤去

まず最初に鳩小屋部分のスレート屋根を撤去します。

このスレート屋根は築年数が経過しており、当時の建材には「アスベスト」が含まれているものでした。

アスベスト含有のスレート屋根は、処分費用が高額になるため、鳩小屋以外の屋根材は撤去せず、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工事で対応します。

この方法により、コストを抑えつつ安全性を確保した工事を実現しています。

続いて、鳩小屋の下地木材を撤去する作業に進みます。
下地木材を取り外すと、屋根には大きな開口部が出てきました。

この開口部は、屋根裏の湿気や熱気を効率よく外に逃がすために設けられており、自然な換気を促す役割を果たしていました。

このような構造のおかげで、屋根裏にカビが発生しにくい環境が維持されていたのですが、経年劣化による雨漏りのリスクを考慮し、今回の工事では開口部をしっかりとふさぎ、新たな屋根材で防水性を高めていきます。

雨漏りの原因となっていた鳩小屋を撤去した後は、屋根に残った開口部を下地用合板でしっかりとふさいでいきます。

この作業に使用する合板は厚さ12ミリのもので、屋根下地材として広く使われている信頼性の高い材料です。
油分を多く含むため耐久性に優れており、長期間にわたって丈夫な下地を維持することができます。

既存のスレート屋根と高さを揃えながら、できる限り隙間が生じないように丁寧に施工を進めます。

この工程を確実に行うことで、防水性能を向上させ、雨漏りのリスクを大幅に軽減することが可能になります。

防水シートで長期的に雨漏り対策を行います

カバー工法を多なうにあたり、まずは屋根の一番高い位置に取り付けられている棟板金と呼ばれる板金材を撤去します。
屋根のカバー工法では基本的に既存の屋根材はそのまま使用しますが、棟板金のみ撤去・処分します。

棟板金の撤去ができたら防水シートを貼っていきます。

屋根の下に貼る防水シートですが、耐久年数はおおよそ25年くらいと言われています。
防水シートのメンテナンスに関しては、屋根のカバー工法、もしくは屋根の葺き替えを行う必要があります。

防水シートにも何種類もありますが、今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

この防水シートは施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

長期的な雨漏り対策の期待もできる、優秀な防水シートです。

弊社おススメの屋根材を使用して新しい屋根材を葺いていきます

防水シートが敷けたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。

【IG工業スーパーガルテクトの特徴】

・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い

・非常に軽量なため耐震性が高い

・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い

・引っ掛け工法により台風や地震に強い

この屋根材は材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）でできているのでひび割れる心配もありません。

この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。

その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

弊社の現場では現在ほとんどの屋根工事でこの屋根材を使用しています。

もちろんご希望により、ほかの屋根材を選んでいただくことも可能ですので工事前にご相談ください。

スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。
カラー展開が豊富なこともおススメポイントの一つです。

【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン

標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド

フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

仕上げ工程の各部の収まり作業紹介

屋根材を葺き終えたので、棟板金の下地材を取り付けます。

下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。

【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある

【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている

【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め

等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。

今回は防腐木材を使用しています。

下地を取り付けたら上から棟板金を被せます。

材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。

強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。

ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。

屋根と外壁が取り合う部分にも、棟板金の時と同様下地木材を取り付け、雨押え板金と呼ばれる板金材を取り付けます。

このような壁際は吹き降りの雨が降った際などに雨が入り込みやすいので防水シートを敷く際も立ち上げて敷くようにしています。
最後にシーリングで二重に雨漏り対策を行って今回の工事の作業はすべて完了です。

西宮市で行った鳩小屋の撤去と屋根のカバー工法の費用と保証内容

今回神戸市西宮市にて行った屋根のカバー工法と鳩小屋の撤去費用ですが、
鳩小屋の撤去処分　200,000円（計4か所）
屋根カバー工法　1,200,000円（施工範囲120㎡）
足場　150,000円
となりました。

今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。

・表面の塗膜が剥がれないこと　15年
・表面に錆が発生しないこと　20年
・表面に穴が開かないこと　25年

上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。

更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

スレート屋根は天気の影響をとても受けやすい屋根材となっています。

屋根のメンテンナンスを15年以上放置していませんか？
塗装だけでは屋根の状態をよくすることはできませんので、屋根の状態が気になる方は是非弊社までご相談ください♪

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

どこがどのように雨漏りしているのか？
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。

むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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