2019.07.04
なぜ漆喰が割れるのか 近年の漆喰は成分にセメントが含まれています。旧来の漆喰よりも防水効果が高い特徴があります。しかしセメントは水分を吸収する性質があります。水分が僅かずつ侵入すると石灰成分が流出します。 水分を含んだ漆喰は膨張し、発散されて乾燥すると収縮します。夏場に温度が上が…
およそ50坪の敷地に佇む邸宅は、平成元年に築造されおよそ30年が経過しているとは思えない、手入れの行き届いたお宅です。
3年前に相当な予算をご用意され、リフォームをなさったとのこと。築年数を感じさせない雰囲気を保っている理由がよくわかります。
お客様の頭と同義である屋根に上らせていただくと、屋根の剛性感がすぐに分かりました。普通の瓦屋根を歩かせて頂きますと瓦と瓦の重なり部分が音を発しますが、ほとんど軋み音がしません。
施釉瓦は表面に形成されているガラス質が厳しい自然から陶器である瓦素材を守る力が強いと言えど、必ず多くの箇所に「凍て割れ」や「凍み割れ」が見られますが、その箇所も少ないいい屋根コンディションでした。
このお宅をお買い求めになった時にはお宅内部のリフォームだけにとどまらず、散水試験もされて屋根や外壁からの雨漏りがないことも確認されていました。
散水試験は雨漏り箇所を特定するためにする人為的な試験作業ですので、普通のリフォームで散水試験をして屋根や外壁からの雨漏りがないことを確認する施主様は少ないと思います。
みなさまがご所有されているお宅は、それぞれご自身の資産ですが、広い視野で考えますと国富と言えるものでもあります。
資産価値を維持すると言う考えは国益を守って行くことと同義です。
わたしたちが住んでいる家を大切に守って行くことは、自身の損得勘定ではなく「物を大切にする」精神文化を醸成させるとても大切な事だと気付かせていただきました。
そして決して安くない費用をご用意されてリフォームをするM様のお考えは、ご自身のお宅のためだけではなく、住宅街を形成する個々のお宅が街並みを決めていると言うお考えに立たれ、街の一員として良い街区の形成のために努力されています。
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