タイルメントの「フレックスマルチ」は追従性が高いタイル接着剤


45二丁のモザイクタイルで仕上げられた賃貸マンションの外観を観察するとベランダ、バルコニーが建物本体から張り出していて、地震の時の振幅が建物とバルコニーでは異なることが解かる。

このマンションの外壁でタイルが剥離したのはベランダとバルコニーの外壁でした。マンション本体のタイルはほぼ異常がない状態です。


ベランダとバルコニーは出っ張っていて、マンション本体よりも質量が小さい事も加わって、よく揺れると考えられます。それぞれが持つ固有の振動周期も異なっているでしょう。


目地から外壁下地と外壁タイルの隙間に水分が侵入していたことも、タイルを剥離させてしまう原因のひとつでした。

モザイクタイルを剥がすとALCに茶色いしみが出来ていますが、タイル内部で雨漏りし、鉄骨に達したことで錆び色が発生している。

揺れと水分に対する耐性が兼ね備わる外壁タイルにしてやれば良いと言うことになります。


かつてのセメント系接着剤では固すぎ、揺れエネルギーに耐えきれず剥離しました。


揺れエネルギーに対して柔軟に追従する力を持たせて行き、外壁が雨漏りしないよう止水と防水の両方で対策を打っていけば弱点が補われます。

外壁タイル内部の広い範囲に雨水が回っていたので、10枚以上の面単位で剥がれ落ちてきた。

ベランダやバルコニーの外壁が地震動の影響を受けて揺れた時に、ALCからタイルの接着剤が切れてしまうことで、内部剥離が起こっていました。


タイルの接着剤はセメント系接着剤ですから硬く柔軟性がありませんでした。だから剥がれる時は一気にALCから剥がれます。


しかし、タイルの接着剤に柔軟性があり続ければ、不時の地震動の影響を受けて揺れても、剥がれない事になります。




タイル張り施工用接着剤のフレックスマルチは、一液反応型変成シリコン系エポキシ樹脂系接着剤で、乾燥硬化後でも弾力性が残るので、下地変形、熱膨張、振動などの様々な応力を緩和する
変成シリコン系エポキシ樹脂系タイル接着剤のフレックスマルチは、気温23℃で90分以内の施工とし、ワンパッケージで1㎡の接着が可能である
変成シリコン系エポキシ樹脂系タイル接着剤のフレックスマルチのパッケージには施工標準が使用方法に書かれており、厳守する事でタイル接着力が最大化される

そこで今回は株式会社タイルメント社の「フレックスマルチ」と言う接着剤を使用します。


「フレックスマルチ」は変成シリコン系の接着剤で、従来のセメント系接着剤とは比較にならないくらい柔軟性が高く、接着力も格段に高いことが特徴です。

バルコニー外壁の天端(頂部)には、重量鉄骨躯体と外壁本体のALC、外壁タイルの落差を埋めるコーキングがある。

まずはタイルの目地はセメント系モルタルですので、ある程度の水分の吸収は避けられません。


20年以上経過すると、既存のタイルには目地がやせて亀裂が生じている箇所もありました。


新しい目地を作り、既存の目地を目止めしても完全な止水にはならないので、外壁内部の防水対策が必要です。

変成シリコン樹脂系下地調整塗材MEベースはその弾性力から揺れエネルギーを吸収してタイル剥がれを防ぐ。

タイルを斫った後のALC表面がボコボコしてしまっている場合は、下地整形もしなければなりません。


下地整形に使用する材料は株式会社タイルメント社の「MEベース」というものです。


MEベースは超が付くほど強力な下地材ですが、乾燥硬化しても弾性が残るという特徴があります。


45二丁タイル1枚に大人がぶら下がっても剥離してきません。

タイル職人さんは体重を左官ごてに預けながら、MEベースをALCの気泡に入れ込む気概で施工しています

MEベースは「変成シリコンとエポキシ樹脂系」を主成分とする樹脂ですから、水分を吸収し通過させることはありません。これを薄く広く均一にALC面に左官作業で塗布します。


MEベースがALC表面を覆いますので、ALCには雨が侵入することがなくなります。


目地モルタルから侵入する水分はタイル接着剤とMEベースに弾かれて乾燥発散されます。

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下地調整タイル張り付け兼用プレミックスモルタルのNSダブルワンP-1は日本化成が供給している
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タイル張り施工用接着剤のフレックスマルチは、一液反応型変成シリコン系エポキシ樹脂系接着剤で、乾燥硬化後でも弾力性が残るので、下地変形、熱膨張、振動などの様々な応力を緩和する

かつてタイルの接着と言えばセメント系モルタルでしたが、近年では変成シリコン系接着剤が脚光を浴びています。


外壁タイルの接着力が落ちますと剥落事故につながります。タイルの剥落事故はしばしば報道されていますので、実は結構な件数が発生していると思います。


剥落しても無事故や、物損事故程度で済めばよいですが、人に直撃すると死亡事故につながっても不思議ではない、極めて危険な事故だと言えます。


そんなタイル剥落事故が全国各地でしばしば起こっているようでは危険極まりないので、その対策としてより接着力の高い施工方法を求められた結果誕生した接着剤です。

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