加西市 外壁の目地補修 劣化したALCを打ち替えます
加西市のお客様より
「外壁の塗装工事を検討しているのですが、ALCの目地補修にも重点を置いています。
一般的には目地へのシーリング増し打ちが多いようですが、耐久性を考慮して打ち替えを希望しています。
既存のシーリングを撤去し、新しいシーリング材への打ち替えを前提としたお見積もりをお願いいたします。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査に伺った際、既存のALC目地には複数のひび割れが確認されました。
そのため、耐久性の高いオートンイクシードを使用した目地補修をご提案したところ、工事のご依頼をいただきました。
加西市
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工期間
- 4日
- 使用材料
- オートンイクシード
- 施工内容その他
- 外壁ALC 目地補修 ひび割れ シーリング
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 580,000円
- 建坪
- 目地の長さ580m
【建物情報】
・エリア 加西市
・築年数 30年
・2階建て軽量鉄骨造
・外壁材 ＡＬＣ
・現在 目地にひび割れ有り
この現場では、屋根のカバー工法、外壁塗装、雨樋交換など、外装全体のリフォームを実施する予定です。
今回は、その中でも外壁塗装前の大切な工程である目地補修についてご紹介します。
目地のひび割れは、建物の自然な動きや温度変化が主な原因です。
地震や強風、気温の変化などによって建物がわずかに動くことで、目地部分に負担がかかり、ひび割れが発生することがあります。
さらに、施工時のわずかな不備や、長年の使用による材料の収縮もひび割れの要因となるため、定期的な点検と適切な補修が重要です。
最初の工程は、既存の目地部分に充填されているシーリング材の撤去です。
既存のシーリング材を取り除く理由は、新しいシーリング材をしっかり密着させるためです。
古いシーリング材が残ったままだと、新しい材料がうまく馴染まず、再びひび割れや水漏れの原因になりかねません。
ALCの場合、目地に増し打ちするケースもありますが、今回はお客様のご要望により古いシーリング材を撤去する方法で対応しました。
サイディングなどの目地であればカッターで取り除ける場合もありますが、ALCの場合は硬度が高く、電動工具を使わないときれいに撤去するのは難しいです。
できる限り古いシーリング材が残らないよう、丁寧に撤去作業を進めていきます。
プライマーは、シーリング材がALC板や目地部分にしっかりと密着するために欠かせない下地処理剤です。
プライマーを塗らずにシーリング材を充填すると、密着が不十分になり、早期の劣化や剥離の原因になります。
この工程を丁寧に行うことで、補修部分の耐久性が大きく向上します。
建具部分は、シーリング材が付着しないようにマスキングテープでしっかりと保護しています。
プライマーやシーリング材を塗布する際は、刷毛を使って均等に塗り広げ、しっかり浸透させることが重要です。
今回使用しているのは「オートンイクシード」というシーリング材です。
この材料は、目地や隙間の補修・防水に適しており、特に耐久性と伸縮性に優れているのが特徴です。
建物は気温の変化や地震の影響でわずかに動くことがありますが、オートンイクシードはその動きにしっかり追従し、ひび割れや剥がれを防ぎます。
耐用年数も25〜30年と非常に長く、安心して使用できるシーリング材です。
シーリング材は多すぎず、少なすぎずが理想的で、後でヘラで均していくときに無駄が出ないようにすることが大切です。
オートンイクシードは高価な材料なので、無駄遣いを避け、効率よく使用するよう心掛けています。
塗装を予定しているため、凹凸ができないようにきれいに仕上げることが重要です。
施工中は、シーリング材が目地にしっかりと密着しているかを確認しながら進めることが、仕上がりの良さに繋がります。
シーリングの表面が少し凹むくらいの力加減で押さえることが、仕上がりを美しく保つポイントです。
使用したオートンイクシードは、完全に乾燥するまでに約1週間が必要ですので、乾燥が終わるまで十分に待ち、外壁塗装へと進みます。
もし乾燥が不完全なままで塗装を行うと、数年内にひび割れが発生する可能性があるため、しっかりと乾燥させることが大切です。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
建物というのは年数とともに老朽化し、様々な場所が傷んできます。
どこがどのように雨漏りしているのか？どんなリスクがあるのか？等
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。
むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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