芦屋市 崩れた玄関の棟瓦の修理 4メートルの部分積み替え
芦屋市のお客様より
「玄関上部の瓦屋根ですが、棟瓦が強風によって崩れてしまっている状態です。
今回は屋根全体の葺き替えではなく、棟瓦部分だけの修理をお願いしたいと考えています。
どの程度の費用がかかるのか、一度現場を確認していただき、お見積もりをお願いできますでしょうか？」
とお問い合わせいただきました。
現地調査で棟瓦の状況を確認したところ、約4メートルにわたる棟瓦が中央部分を中心に大きく崩れているのを確認しました。
修理方法として、既存の棟瓦を撤去し、新しい棟瓦を積み直すプランをご提案したところ、工法や費用にご納得いただき、工事をご依頼いただきました。
芦屋市 屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根材(瓦)
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- 淡路瓦 のし瓦 冠瓦
- 施工内容その他
- 瓦屋根修理 棟瓦積み替え 費用
- 築年数
- 28年
- 工事費用
- 75,000円
- 建坪
- 棟瓦の長さ4m
【建物情報】
・エリア 芦屋市
・築年数 28年
・2階建て木造住宅
・屋根材 瓦屋根
・現在 棟瓦のくずれ
和風建築の風格あるお住まいの玄関屋根の棟瓦が崩れてしまったため修理のご依頼をいただきました。
崩れの原因は強風の影響と見られます。
玄関屋根の棟瓦は、中央付近を中心に大きく崩れてしまっている状況でした。
土台の土も一緒に撤去します。
棟瓦の下には土台となる土が入っています。
その上から土を保護する為に漆喰が塗られています。
その更に上からのし瓦と呼ばれる平らな瓦材が積まれています。
足場がないので外した瓦などを落下させないように作業していきます。
瓦の撤去時に出る廃材などはその日の内にトラックに積んで処理します。
ご自宅に廃材を置いていくことはありませんのでご安心ください。
瓦の下の土は漏水していて濡れている状態でした。
今回は屋根下地の状態はそこまで悪い状態ではなかったのですが、場合によっては下地が腐食している場合は補強や別の工事が必要になることもあります。
屋根材や土を撤去する工事は、ほこりなども立ちやすく、工事を始める前にはご近所へご案内とご挨拶も必要です。
既存の棟瓦は土をベースに漆喰で止水対策を行っていましたが、今回の現場ではシルガードを打設します。
このシルガードとは、土と漆喰を水で混ぜ合わせたようなもので、棟瓦の土台としてよく使用されます。
乾燥するとコンクリートのように固くなってくれるので、止水効果も高いのが特徴です。
漆喰は使用する必要はありません。
この針金は、後ほど棟瓦をしっかり固定するために使用するもので、必要な長さにカットして準備しておくことが重要です。
さらに、棟瓦の安定性を高めるために、のし瓦の接合部分にはシーリング材を塗り、しっかりと接着することで瓦がズレたり崩れたりしないようにするのがポイントです。
修理でも同じく5段に積み直していきますが、各段を積む際にはおよそ15ミリずつずらしながら重ねることがポイントです。
このずれ幅が適切でないと、隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因になる可能性があるため、細心の注意を払って作業を進めます。
冠瓦を取り付ける際は、全体のラインが真っ直ぐになるように丁寧に並べていくことが重要です。
また、目に見えない部分にシーリング材をしっかりと施し、瓦が崩れるのを防ぐための補強も欠かせません。
仕上げとして、あらかじめ準備しておいたステンレス製の針金で、のし瓦と棟瓦をしっかり固定していきます。
漆喰を使うこともありますが、漆喰は割れやすいため、最近ではシーリングを使用することも良くあります。
シーリングは柔軟性があり、長期間の保護効果が期待できます。
Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・玄関屋根の棟瓦がくずれている状態でしたので、早急に修理してほしかった。できるだけ費用を安くしたかった。和風建築の家なので、今の見た目を維持する修理を希望。
Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・していない。
Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・すぐに調査に来てくれて、細かい点検をしてくれたこと。部分的な修理でも、台風に強い工法などを教えてくれたこと。費用が安かったこと。
Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・大変満足してます。若い職人さんなのに手慣れた感じで作業していました。見た目もキレイに仕上がり、安心しています。
Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・どんなことでも相談できる会社。施工エリアが広いので、オススメです。
今回行った棟瓦の積み替え作業は4メートルの施工範囲に対し、75,000の工事費用となりました。
こちらの費用には既存の瓦や土の撤去費用なども含まれています。
費用に関しては屋根の状態や施工範囲によっても変動しますので、気になる方は現地調査をお申し込みください。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
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