2019.09.30
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カラーベスト修理、瓦修理、板金修理、雨どい修理、雨漏り修理、シーリング工事などを主とする街の屋根やさん宝塚店はタイル工事もできます。
熟練の大工は、建築工事の総責任者。昔の大工は、全ての工事工程を先頭に立って作業をし、陣頭指揮を執ったものです。
大工歴50年を超える街の屋根やさん宝塚店の職人は、的確な判断と処置により、左官職人やタイル職人と同等以上の品質仕上げを約束します。
宝塚市の閑静な住宅街で屋根修理工事をしていたところ、お隣様から屋根点検のご要望を承りました。純日本家屋の立派なお宅です。
見上げるといぶし瓦が美しい純日本家屋です。50歳目前の古い私には、日本人ならばこんな家に住みたいと思うように感じる荘厳な佇まいです。
屋根に懸念箇所を抱えておられましたが、更なるご要望を伺うと、玄関アプローチ土間のタイルが剥がれている箇所も気になっていたとの事でした。
屋根点検のご要望を承り、屋根を観察して考察していると気づかないものですね。
足元をよく見ると、アプローチ土間のタイルが欠損していました。
タイルの欠損状態はご覧の通りです。家を建ててから何年もすると、いつまでも新築の状態を保つことが出来ず、タイルが剥がれてしまう箇所も出てきます。
よくあるタイルの剥がれ症状ですが、屋根や外壁ではないだけであって、これも雨漏りが起因して起こる症状ですのでその一種です。
タイルは住宅でよく見る建築様式です。キッチン周辺、トイレ、お風呂、洋風客間、玄関、アプローチ土間などで敷き詰められています。
タイルは陶磁器の一種ですから、耐熱性、耐火性、断熱性、耐水性を持ち、耐摩耗性、耐久性、防汚性も高く、高級な質感もあります。
特に門扉から玄関に至る家の正面は、風格や格式を与えるうえで、よくしつらえられる代表的な建材ですが、弱点もあります。
硬い物質がゆえに、従動性に乏しいことです。地震大国の日本人で、地震を経験したことがない人はまずいないでしょう。
ここ宝塚でも1995年の阪神淡路大震災に続き、2018年には大阪北部地震に見舞われました。その間にも震度4から5の地震もありました。
地震動に起因する地盤や建物が揺れたときに、硬い物質であるタイルは従動性に乏しいので、悪影響を受けることがあります。
震度3から4程度ではタイルは割れませんが、タイルとタイルの境界を埋めるモルタル質の目地はダメージを受けることがあります。
中規模の地震でもタイル目地が損傷する事が判りました。タイル目地が損傷すると、次にどんな症状に繋がっていくのでしょうか。
下地にも因りますが、タイルで覆われた床や壁面は、バーナーで何十分も焙ったところで火事になる事すらないほど頑丈で耐火性に優れています。
しかし従動性に乏しいタイル仕上げは、まずそれぞれの隙間を埋めている目地が、タイルと目地、相互の密着性を失います。
その程度では耐火性を損なうものではありませんが、水は厄介で、どんな微細な隙間にも入り込んで浸潤していきます。大きめの地震が来たら、どこか家に異常はないかと確認するものですが、タイル目地の密着状態まで、くまなく点検する人も稀です。
玄関内部の土間は、定期的に水洗いして清潔に保つ方も多いと思います。アプローチ土間なら雨降りごとに、水にさらされます。
タイル目地の微細な隙間から雨水は確実にしみ込んで浸潤し、湿潤と乾燥を繰り返しています。この状態が長年続くとタイル本体が剥がれていくので、雨漏りによってタイルが剥がれることが解ると思います。
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