2024.08.03
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西宮市にお住まいの方から「台風被害で屋根板金が飛散したので火災保険が使えるか見てほしい」というご相談を頂き、現地へお伺いして無料調査した時の様子を書いていきますね!!戸建てにお住まいの方で、屋…
宝塚市で棟包み板金の修理工事が途中状態のお宅があります。
足場には落下飛散防止養生ネットが架けられていますので風をもろに受けます。
後の工程は棟包み板金の塗装だけなので、ネットを取り外してしまいます。
近畿地方では6月27日現在でやっと梅雨入りしたところなので、台風シーズンだとは感じません。
しかし台風が今年初めて日本列島に上陸する可能性があると報じられています。
今回は3号なので、すでに2回発生していることになります。少し調べてみました。
2019年台風1号は、1月1日に発生していました。
2018年12月30日に南シナ海で発生した熱帯低気圧が、年を跨いで台風1号になりました。
アジア名で「パブーク」と呼ばれ、北西に進路を取り、タイに上陸したあと、東経100°線を越えて進んだため、台風はサイクロンになりました。
越境サイクロンと言います。
台風2号は2月20日にマーシャル諸島で発生し、アジア名「ウーティップ」と呼ばれています。
非常に強い勢力で、瞬間的には915hPa、最大風速55m/sを記録したそうです。
平成から令和へ改元される5月1日までに台風の発生が観測されていない事から、台風2号が平成最後の台風ということになります。
気象予報士が伝える天気予報を聞いていますと、日本列島に横たわる梅雨前線が今回の熱帯低気圧に刺激されるので、短時間で1か月分の雨が降る可能性があるとの事。
日本の南海上において未だ熱帯低気圧であり中心気圧も1002hPa程度である事から、強風は吹きにくいとの報道に納得できます。
6月の降雨量は極めて少なかったところへ、短時間で1か月分の降雨があると、恵みの雨を通り超えて、災害への警戒をしなければなりません。
昨年のちょうど今頃、九州北部豪雨、西日本豪雨で、各地に甚大な被害が出たことは記憶に新しいものです。
被災地が完全復旧、完全復興に至っていない状態で、また今年も大雨の季節が到来し、局地的な大雨は降らないで欲しいものです。
気象予報士が報じる通り、おそらく今回は風の心配がない雰囲気が漂っていますが、それでも念のために台風養生をします。
足場に架けた落下飛散防止のメッシュシートに強い風圧を受けると倒壊する場合があるので、風圧を逃がす必要があります。
このお宅の足場は大棟の板金作業とその塗装作業だけですので、メッシュシートは正面の一部にしか架けていません。
このお宅の足場は大棟の板金作業とその塗装作業だけですので、メッシュシートは正面の一部にしか架けていません。
普通メッシュシートを全部剥がしてしまう必要はなく、最上段から少し下げて、中段域は風の通り道を作れば十分です。
しかしこのお宅の工事はあと塗装作業だけなので、もう取り外してしまいます。
作業ボリュームは知れていますが、なにせすでに雨が降り始めていますので、足場がグリップせず滑るのです。
素手では支柱をしっかりと掴むことが出来ず、手が滑り抜けてしまうと滑落死してしまうので、ゴム手袋をすると少しマシです。
お宅の正面には電気の動力線が引き込まれている部分があります。
雨降りの日に不用意に触れると感電する事もありますから緊張が倍増します。
最上段に登り、固定紐を1本ずつ解き、身の安全を確保しなければなりませんから、下段に降りてから足元の紐を解きます。
メッシュシートが架かっている面はこの1面だけですが、やはり取り外してしまえば、気分的に安心感が違います。
普通は雨が降り始める前に処置をしますが、天気が崩れ始めてから、天気予報が台風の上陸を示唆し始めましたので、ずぶ濡れになりながらの処置は仕方がありませんでした。
手足を滑らせて滑落事故を起こさないよう慎重に進めましたが、やっぱり恐怖感は作業中続くので、精神的に疲れる作業でした。
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