2024.09.13
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、尼崎市にお住まいの方から「ズレが発生している戸建ての瓦屋根への地震対策」というご相談を頂いたので、現地へお伺いした時の様子を書いていきますね!!瓦屋根にお住まいの方で、ズレなどにお悩みの方も多…
2018年6月18日に発生した大阪北部地震による瓦ぶき屋根の被害実例を見て頂きます。
縦揺れ地震でも横方向にも建物が振れたのでしょう、大棟が蛇行崩壊していました。
40万人近い人口を擁する高槻市、茨木市の直下で発生した地震は、大阪の北摂地域に大きな被害を及ぼしました。死者、負傷者も多数に上り、まずは哀悼の意を表します。
大阪において震度6を超える地震は観測史上初のものであり、阪神淡路大震災から20年以上経過した今、人々の心に当時の恐怖が蘇りました。
街の屋根やさん宝塚店でも相当な揺れが襲いました。一瞬にして停電し、踏切の上で阪急電車が立ち往生し、事態が把握できません。
10分程度で復電してテレビが映り、緊急報道が流れていて、大阪北部の北摂地域の中核市である高槻、茨木を大地震が襲ったことが解りました。
宝塚市、川西市、伊丹市、西宮市、神戸市北区、三田市、猪名川町ではさほど大きな被害がないように見受けられましたが、高槻市や茨木市から救援要請が入ります。
宝塚市内での工事を見届け、すぐさま高槻、茨木方面へ向かうと、公共交通機関が止まった道路はマヒし、バイクでしか向かうことが出来ない状況です。
屋根の仕事は梯子、脚立がなければ話になりませんが、それでも緊急要請があれば、バイクでも向かい状況の確認を行います。
痛ましいとしか言えない状況です。ごく一部ですが被害に遭った外壁や屋根を捉えました。これが至るところで見られる惨状です。
とにかく駆けつけると、切妻屋根の大棟の中央付近が崩れている事が解りました。ケラバ付近の鬼瓦も傾き、袖瓦も数センチ張り出しています。
下からの目視では正確な状況は分かりませんが、甚大な被害が出ている事だけは分かります。テレビアンテナは倒壊していませんでした。
まずは被害状況の確認と対応方針を練ります。およその屋根面積を測定し、必要になるブルーシートや副資材の数量を積算します。
地震の大きな揺れで瓦全体がずれているはずですので、全体の状態が心配ですが、棟だけを保護すれば何とかなる可能性もあります。
平瓦の張り重ねが離れてしまい、葺き土や野地板が露出している状況では、雨降りに全く耐えることが出来ませんが、登ってみなければはっきりしません。
築年数が40年以上であるお宅ですが、葺き土の下にはルーフィングシートが敷設されていますので、すぐさま雨漏りすることはないでしょう。
怖いのは余震です。初動と同じ規模の余震が襲うと、次はどうなるか分かりません。しかし被害者は多くいます。まずは各所の被害状況の確認が優先です。
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