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アーチ形状屋根マンションの大棟包み板金役物と棟芯を通す留意点


大棟を固定する貫板の下地材を用意
ケラバ部の最終化粧仕上げが終わりましたので、次はいよいよおおとりの棟を仕上げていきます。
貫板の下地材が大棟包み板金を強固に固定する
棟板金を風速20m/s以上の強風に見舞われても、難なく持ちこたえる強度を持たせるために、屈強な下地作りが大切です。


大棟包み板金の下地には角材の下地と貫板で構成されている

昨日、八千代折をした棟部屋根材の棟側に芯材を入れて、屋根下地のセンチュリーボードに届くよう、65mmのビスで芯材を固定していきます。


センチュリーボードはセメント成形の屋根用下地材で、構造用合板とは比較にならない強度を持っています。木造の一般戸建て住宅では使われることはなく、重量鉄骨造などの鉄筋コンクリート造並みに剛性が高い躯体の建築物で使用される建材です。


この下地材にビスを届かせて行きますから、電動工具や長手のバールでも使用しなければ、固定した芯材を浮かせたり、抜いたりすることは不可能です。


芯材が固定されたら、その上に貫板(ヌキイタ)を打ち付けていきます。ご覧のように大棟板金の納まり幅に添うように、固定していきます。芯材には90mmのビスを使用して、屋根下地材のセンチュリーボードに届かせますので、先の芯材の固定とともに強力な下地が出来上がります。

棟瓦によくみられる蛇行する様子

いくら頑丈で屈強な下地でも、直線が通っていなければ、曲がっている下地に添って、棟板金も蛇行してしまいます。

蛇行とは、蛇が地を這う時に鱗を動かせてクネクネと進んでいきますが、その蛇の動く様に似ていることから称される表現です。

大棟の下地であるヌキイタに直線を出すために水糸を張る

建築業界では様々な場面で行う手法ですが、水糸を張って、先に一定の基準を作っておくのです。

この基準線から何mmの位置に固定すると決めると、簡単に直線を出して決めていくことができます。

美しいと感じる棟芯も自然の景色も感覚は同じ

アナログな手法ですが、人の感覚ほど優れた確認方法はありません。なぜなら、目で見てきれいなのかどうなのか、その感覚で仕上がりの判断が決まるからです。

美しいと感じるものは、大多数の人が美しいと感じるから、アナログな感覚は理屈にも勝るのです。

雨で濡れ始める屋根の表面はどんどん滑落の危険が高まる

大棟の板金を仕上げて本日の作業を終了する見通しでしたが、天気予報よりも早く雨が降り出しました。

濡れた屋根はアイススケートリンクのよう

屋根工事の大敵は雨降りです。雨が降ると、仕上がる前の屋根では、即雨漏りにつながります。そして濡れた屋根はスケートリンクであるかのように、極端に滑りやすくなります。


屋根の上で作業をしている屋根職人さんたちの命が危ぶまれます。このマンションでは一番低い軒先でもおよそ10mの高さがあります。足場があるとはいえ、足場には隙間が設けられていますので、地面まで滑落する可能性も十分にあるのです。


一刻も早く作業を中断して危険を回避しなければなりません。しかし雨漏りをしない、させない屋根を作るのが屋根職人の仕事です。雨漏りが絶対にしないと言い切ることができる、切のいいところまでは作業を止めない職人魂が素晴らしい。大棟の板金を仮止めして、万一強風に見舞われても吹き飛ばされないように処置をして、本日の作業は終了しました。

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