外壁の貼り替え工事では、まず既存のトタン壁を取り外していきます。

この作業では、錆が進行している部分が脆くなっているため、安全に撤去することが重要です。
特に、トタンの端や接合部分には鋭利な箇所があるため、ケガを防ぐためにも慎重な作業が求められます。

また、取り外しの際に車庫の柱や骨組みにダメージを与えないよう、適切な工具を使いながら丁寧に進めていきます。

ここからは、車庫の外壁貼り替えのメイン工程となる角波サイディングの施工に入ります。

今回使用するのは「角波」と呼ばれる縦張りの外壁材で、素材には東海カラーGLの「いぶき」を採用。
ガルバリウム鋼板製で、耐久性に優れた外壁材です。

【外壁材のメーカー保証】
・塗膜変色に対して15年保証

厚みは0.5ミリで、カラーは「モスグリーン」を選択しました。

また、外壁の下から上まで一枚物で仕上げるため、継ぎ目がなく、雨漏りのリスクを抑えられるのが特徴です。

外壁に設置されている窓部分は、適切な寸法に合わせて切り込みを入れながら施工を進めます。

リフォーム時の外壁貼り替えでは、まず垂直の基準ラインをしっかり出し、それに沿って角波サイディングを施工することが重要です。

また、わずかな歪みや凹みも目立ちやすいため、仕上がりを美しく保つために、細部まで丁寧に作業を進めることが求められます。