経年劣化によって雨樋からの水漏れが発生していたため、ちょうど屋根工事で設置している仮設足場を活用し、耐久性に優れた塩ビ鋼板製の雨樋へ交換することになりました。

こちらは、小野市の戸建てで老朽化した雨樋を塩ビ鋼板製の雨樋に交換する際に使用する、新しい固定金具です。

ステンレス製のため錆びにくく、耐久性に優れており、長期間安心して使用できます。

雨樋工事では、固定金具の取り付け時に水上と水下で墨出しを行い、雨水がスムーズに流れるよう調整することが重要です。
ステンレス製のビスを用いて、しっかりと固定していきます。

雨樋工事では、勾配を適切に調整することが非常に重要です。
勾配が不十分だと雨水の流れが悪くなり、雨樋内に水が溜まってしまうことがあります。
その結果、水の重みで樋が変形する原因となったり、溢れた水が建物の壁や基礎に影響を与える可能性もあります。
正しく勾配を設定することで、雨水をスムーズに排水し、こうしたトラブルを防ぐことができるため、金具を取り付ける際の調整が重要なポイントとなります。

新しい雨樋の取り付けを進めていきます。

今回、小野市の現場では「パナソニック製PC50」の塩ビ鋼板雨樋を採用しました。
カラーバリエーションが豊富で、既存の雨樋に合わせて新茶色を選んでいます。

この雨樋は表面が塩ビ加工されており、内部に鉄板が入っているため耐久性が高く、割れにくいのが特徴です。
機能性にも優れているため、長く安心して使用できるおすすめの雨樋です。

戸建てに下屋根が設置されている場合、縦樋を屋根に沿わせて設置する必要があります。

長さが長くなるほど、強風などで飛ばされやすくなるため、しっかりと固定することが大切です。

固定方法はいくつかありますが、ステンレス製の針金を使って固定することが一般的です。