
2025.05.10
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、豊岡市で行った「雨樋から水漏れが発生!原因を徹底調査」という内容の記事を書いていきますね!! 「雨樋から水がポタポタ落ちてくる」といったご相談が近頃増えてきています👂この記事では、水漏れの原因…

加西市のお客様より
「雨樋の一部に劣化が見られ、穴が開いてしまっている状態です。
ちょうど屋根工事を予定しており足場を組むタイミングでもあるので、それを活かして雨樋もあわせて交換できればと考えています。
できるだけ費用を抑えたかたちで対応していただけると助かりますので、まずは現地の状況を確認していただけませんか?」
とお問い合わせいただきました。
現地調査に伺い、既存の雨樋の状態を確認したところ、塩ビ製の部分に劣化による穴あきが見つかりました。
そのため、より耐久性の高い塩ビ鋼板製のPC50タイプへの交換をご提案させていただいたところ、内容にご納得いただき、工事のご依頼をいただきました。
軒樋は、建物を雨水から守るために欠かせない設備のひとつですが、長年使い続けることでどうしても劣化してしまいます。
強風や積雪といった自然環境の影響で、修理や交換が必要になるケースも少なくありません。
今回の工事では、耐久性とコストのバランスに優れた塩ビ鋼板製の「PC50」タイプを採用しました。
このタイプは、特に戸建て住宅に適しており、しっかりとした排水機能を持ちながら長期間安心して使える製品です。
これから、軒樋交換にかかる費用や工事の内容についても詳しくご紹介していきますので、お住まいのメンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
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英語対応も可能です!English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
今回の現場では、経年劣化により軒樋に穴が開いている状態が確認されました。
そのため、屋根や他の部分には問題がなかったことから、軒樋のみを新しいものに交換する対応となりました。
雨樋は屋根から雨水を直接受ける軒樋と屋根上の地上へ排出するための縦樋に分かれています。塩ビ製の雨樋が割れてしまう原因として多いのが、長年の使用による劣化と気温の変化です。
長く使っていると、紫外線や風雨の影響で素材自体が徐々に傷み、次第に硬くもろくなっていきます。
さらに、季節ごとの寒暖差が大きい地域では、温度変化によって素材が膨張・収縮を繰り返し、その負荷でヒビが入りやすくなることもあります。
加えて、落ち葉のたまりや積雪といった重み、あるいは何かがぶつかるなどの衝撃が加わることで、破損に至るケースも見られます。
作業は、既存の軒樋を取り外すところからスタートします。
軒樋は建物に沿って長く設置されているため、一気に撤去するのは難しく、作業しやすい長さに切り分けながら順番に取り外していくのがポイントです。
また、今回の工事では縦樋の交換も含まれているため、軒樋の撤去に合わせて縦樋も同時に取り外していきます。
軒樋を撤去する際には、まず内部に泥やゴミがたまっていないかを確認しておくことが大切です。
もし汚れが残っていれば、あらかじめ掃除をしておくことでその後の作業がスムーズに進みます。
また、撤去中に周囲が汚れないように、養生シートなどでしっかりと保護するのも忘れずに行いたいところです。
このような準備をしっかり行ったうえで、軒樋を一つひとつ丁寧に取り外していきます。
あわせて、軒樋を支えていた金具も取り外しますが、多くのケースでは新しい金具に取り替えるのが一般的です。
新しい軒樋を取り付ける際には、まず固定金具の設置位置をしっかりと決めることが大切です。
特に、水上から水下へ向かって正確に墨出しを行い、雨水が滞りなく流れるように勾配を調整するのがポイントになります。
金具の取り付けにはサビに強いステンレス製ビスを使用し、しっかりと固定していきます。
取り付け間隔は通常60〜70cm程度が目安ですが、積雪の多い地域ではその間隔を約1.5倍に増やすことで、より強度を持たせるように工夫します。
こうした施工により、長期間安心して使える軒樋になります。
次に、新しい軒樋を取り付けていきます。
使用したのは、角型の「パナソニック製PC50」タイプの軒樋です。
これは標準的なサイズで、一般的な住宅に広く採用されているタイプです。
また、カラーバリエーションも豊富で、今回は落ち着いた新茶色を選びました。
この軒樋の特徴は、塩ビ加工された表面に鉄板を内蔵した塩ビ鋼板製で、非常に高い耐久性を誇り、割れにくいという点が大きな魅力です。
長期間使用に耐える優れた製品ですので、非常におすすめです。
軒樋を接続する際は、専用のソケットを使用して確実に取り付けを行います。
特に、軒樋が10メートル以上の長さになる場合、伸縮ソケットを使うことが非常に重要です。
雨樋は、日光の熱によって膨張したり収縮したりしますが、長い軒樋ではその動きが吸収できず、通常のソケットではひび割れが起こることがあります。
伸縮ソケットは、名前の通り伸縮可能な構造を持っており、こうした膨張・収縮によるトラブルを防ぎ、軒樋の耐久性を確保する役割を果たします。
次に、排水部分には集水器を取り付けます。
特に庭に木々や植物が多い場合、集水器に落ち葉が入り込み、雨樋が詰まる原因となることがあります。
そのため、定期的に点検を行うことが重要です。さらに、必要に応じて落ち葉が入りにくくなるよう、落ち葉除けネットを取り付けるのも効果的な対策です。
これにより、雨水の流れがスムーズに維持されます。
最後に、軒樋と竪樋を確実に接続し、加西市での軒樋交換作業は完了です。
工事終了後には、雨水が正常に流れるかどうか、水漏れがないかをしっかりと確認し、すべてが問題ないことを確認してからお客様にお引き渡しを行います。
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