荒れた天気の後は、皆様ご自身で、よくお家を観察してください。何か変化に気づかれた時は、「放置」し、「まぁ大丈夫だろう」とお考えにならず、業者に点検してもらうことをお薦めします。
例えば、いつもより壁が濡れているとか、ベランダの波板が割れていたり、雨どいの角度がいつもと違っていたり、軒先の真裏に貼られている軒天井にシミができていたり、瓦が少しずれていたりと、よく観察すると一般の方々でも十分に発見することができる場合が多いものです。
そのままにしておいても大丈夫かどうか、大丈夫な場合であっても、業者の点検で「大丈夫ですよ」と意見をもらえば安心出来るというものです。
ご自身で観察しても異変が見られない場合もありますが、専門業者の見地で観察すると、今すぐにお家に影響が出るほどではないけれど、数か月、一年と時間が経過する中で、内部漏水が進行する箇所が発見される場合があります。
早めに発見しておけば、じっくり対処方法を検討することができますので、お客様が有利になります。
一般に、雨漏りをお家の中で発見された時は、実はずいぶん前から雨漏りが始まっているケースが大半です。
屋根や外壁の隙間から侵入した水分は、野地板、垂木、母屋、桁、小屋束、天井材、柱、構造コンパネなどがまずは吸収します。お家の躯体の吸収許容量を超えた時に「雨漏り」として、天井や壁紙にシミができたりして気が付くのです。
「雨漏り」に気づかれた時に軽く考えるのは本当によくありません。すでに見えないところで雨水の被害をずいぶん受けているのです。
修理可能な箇所が被害を受けている程度であれば良いです(それでも多額の修理費用が発生してしまいます)が、通し柱は取り替えが不可能に近いと言えますので、深刻な事態(建物の強度が極端に弱ってしまい地震に耐えられず倒壊する)になってしまいます。
しかし豪雨などの極端な気象状態の場合は、徐々に進行した雨漏りではなく、一気に症状が現れることが多いので、深刻な状態ではないことが多いのです。
ですからある意味ラッキーだと解釈して、専門業者と対処方法をじっくり検討することができます。
お家をよく観察して、何も起こっていないと安心せず、専門業者に診てもらってください。
2017年10月の台風21号や、2018年3月の春一番の強風で被害が出ているにもかかわらず、ご自身のお家の被害に気付かれていない方が多くいらっしゃいます。
屋根の板金が浮き上がってしまっていたり、アンテナが倒壊していたり、瓦がずれている状態を、今もなおしばしば見かけます。
豪雨や強風のあとは、雨漏りなどの症状が一気に露呈しますから、お家の異常を初期段階で発見することができる好機なのです。
初期段階で対処をすれば、大切なお家に深刻な被害がでませんし、小修繕でお家を守ることができますので、経済的な負担も少なくて済みます。
豪雨や強風のあとこそ、家の外から中からしっかり観察して、異常がないかをご確認ください。異常がないようでも不安であれば、お気軽にご連絡ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん宝塚店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.