兵庫県篠山市を目指して国道372号線を走っていた時、「そば食堂」という小さな看板を発見したので、どんな店だろうかと訪ねてみることにしました。
入母屋屋根は日本家屋では、最も美しく風格ある屋根と言う方もいます。都会では見なくなりつつある屋根様式ですが、この地域ではまだまだ多く見ることが出来ます。
入母屋屋根は日本家屋の瓦屋根でよく見る屋根様式ですが、コロニアル屋根材が葺かれていました。古民家を改築して、蕎麦屋さんとして営業されているのでしょう。
純和風の雰囲気だけが全てではありません。和洋折衷の様式が、そば屋さんでもあり、おしゃれなカフェをも演出しています。
店内に見える梁は集成材ではなく、無垢の木材が柿渋で塗装されています。
塗装と言うと化学的な塗料で塗装されたような印象を受けますが、柿渋は天然由来の素材で、木材が化学成分由来の塗料で覆われてしまうことが無く、木材が呼吸をしている感じが伝わってきます。
この時計は現役で、現在時刻を刻み続けています。最初はオブジェかと思いましたが、現在時間と一致していました。
古民家にあった時計をそのまま使い続けているならば、家主が変わっても、時計は変わることなく時を刻み続け、無言で時の流れを見守っている証人ですね。
杉板の外壁は焼き目がつけられていることがほとんどですが、柿渋を刷り込まれた仕上げの場合もあります。
木質外壁が少なくなっている昨今では、どちらにしても都会で見ることがなくなり、感じることが出来ないしつらえで、珍しさをも感じます。
出汁に浸さないで、まず生のままで味わってみました。いいそばの香りがしています。中には水に浸して食べてくれと、出汁だけではなく水をお椀に入れて持ってきてくれるそば屋さんもあります。
出汁に浸さないで生のまま食べると、そばの良し悪しが解るという人もいますが、私は「生のまま」「水に浸す」「出汁に少し浸す」「出汁にたっぷり浸す」「薬味を加える」など変化を楽しむことと、自分はこのそばが最も美味しく感じるポイントはどこかを探ってみることにしています。
せいいちさんのそばの感想ですが、産地が遠い関西において、ここまでのそばの風味を味わうことが出来る店はなかなかないと思いました。
化石燃料を使用しない暖房器具は地球上の二酸化炭素問題に拍車をかけることがありません。
鋳造された鋳物の本体は一度温もると中々冷めることがなく、やかんや鍋を乗せて調理することもできるのが合理的でいいですね。
薪ストーブの煙突が突き抜けているコロニアル屋根です。天窓があったり煙突が抜けている屋根は、平部だけの屋根に比べると雨漏りの可能性が高いです。
定期的に点検をして、雨漏りの兆候があれば早期に対処をし、立派な建材が使われた建物を守って欲しいと思います。
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