稀に議論になると思いますが、ベランダとバルコニーは何が違うのでしょうか。今はバルコニーと言っているものが、昔はベランダと言っていただけのような印象があります。ベランダという響きは昭和時代を感じ、バルコニーは平成時代の表現のような気もします。
建物の外(室外)に張り出し、手すりや柵などで仕切られたスペースで、屋根があるものがベランダです。
建物の外(室外)に張り出し、手すりや柵などで仕切られたスペースで、屋根がなく2階以上に設けられているのがバルコニーです。
テラスとは1階で建物の外(室外)に張り出したスペースのことを言います。フランス語に由来する言葉で「盛り土や土間」を意味するようです。テラスはコンクリートで成形されたり、石やレンガ、瓦を敷き詰めて成形されたりしている一段高い土間です。
1階で建物の外(室外)に張り出したスペースで、屋根が付いている場合は、ベランダと解釈すべきかテラスと解釈すべきかと迷ってしまいます。
ベランダは何階にあるかは関係なく、屋根があるかどうかがポイントですから、「1階で建物の外(室外)に張り出したスペースで、屋根が付いている場合」は、ベランダと解釈するのが正解です。
その家屋の最上階の部屋の上に設けられたバルコニーをルーフバルコニーと言います。日本語で表現すると屋上屋根ということになります。
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