築年数が経過しているので雨漏りしないか心配だ、とても屋根には上れないし、地上からでは見えないし、どんな状態になっているのか心配な方が多いと思います。
気にはなっているが、どこの業者に頼めばよいか分からない、信頼できる業者をどう探せばよいのか分からない、つてがないとお思いではないでしょうか。
宝塚市のM様も同じ思いでおられました。偶然に街の屋根やさん宝塚店が立て続けに2回の工事をしていたことを察知してお声がけを頂きました。
ご近所様が短期間で2回も工事を依頼していると、きちんとした仕事をするから呼ぶのだろうと思っていただけるようです。ありがとうございます。
ちょくちょくやってくる業者がどんな姿勢で仕事をしているかは、施主様がよく知っています。M様はそれをご存じなのでしょう。
実際に短期間で2回も呼んで頂いた街の屋根やさん宝塚店のことを気にして頂いたようです。そんなお気持ちには応えずにはいられません。
さっそくご挨拶の上で、お客様のご要望を承りました。大屋根から熨斗瓦が落ちてきたことがあって、気になっていたとのことです。
棟面戸の漆喰も傷んでいることをお気づきのようでした。このまま長らく放置してはいけないことも感じておられました。
いぶし瓦が美しい純日本家屋の宝塚市M様邸です。最近減ってきましたが、いぶし瓦の日本家屋のお宅も多く残っています。
スレート屋根や高寿命、高耐久のガルバリウム鋼板屋根が多くなってきましたが、いぶし瓦が葺かれた日本家屋は、日本人の心を捉えます。
理由はわかりませんし、人々それぞれの感性でもありますので一概に申し上げることはできませんが、できることならば瓦屋根がいいと感じる方が多いものです。
ごく最近では大阪北部地震が多くの瓦屋根を損壊させました。
過去には熊本大地震、東北大震災、千葉県沖地震、阪神淡路大震災などでも得てきた教訓です。
瓦屋根は大きな地震で損傷を受けやすいことは事実です。
過去の大地震が物語っています。だからと言って瓦屋根を敬遠するのは早計です。
瓦は陶器ですので軽くはなく、一般的な戸建て住宅で5t以上の重さがあります。頭が重たいと慣性の法則で振れやすくなります。
先人たちは経験則としてそれを知っていました。大きな地震に見舞われると、建物を守るために瓦が落ちる屋根構造にしました。
防災瓦やガイドライン工法が生まれましたので必ず瓦は崩れるものではありませんが、家本体を守る知恵がそうさせています。
屋根が重たい家は、その重みで押しつぶされる可能性が高いことは、物理の法則に適った見解、判断で正しい意見です。
しかし数百年もの昔から多くの地震災害を経験しているにもかかわらず、瓦屋根で現存する純日本家屋が多く存在することが説明できません。
瓦屋根が重たいことは周知の事実です。重たい瓦屋根をしっかりと支える家の骨格(躯体)が維持されているかどうかが肝です。
地震で倒壊したお宅は、瓦屋根であるかどうかが問題ではなく、瓦屋根を支える骨格(躯体)であったかどうかを検証すべきです。
瓦は最強の屋根材のひとつです。陶器は温度変化に強く、強力な日射を受けても温度が上がりにくく、家の中を涼しく保ってくれます。
しかも耐久年数が驚くほど長い!保存方法こそ違え、千利休の茶碗は500年以上の時を経て、現在の茶人を魅了します。
こんな先人たちの知恵の粋を集めた瓦を、偏った情報と短絡的な判断で否定するのは、大切な社会資本である建物の維持方針に悪影響を及ぼします。
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