太陽の光は地球上に燦々と降り注ぎ、生きとし生ける者たちに不可欠な恩恵を与えてくれています。もし太陽の光がなければ地球上の生物はすべて死滅するほど、極寒の世界になってしまうそうですね。太陽の光は「水」とともに、地球上の生物には不可欠な存在ですが、反対に悪影響を及ぼす側面もあります。
太陽の光はガンマ線、紫外線、赤外線、可視光線などの電磁波として地球に到達しています。ガンマ線はX線と同じ波長領域を持っているので、人体に有害であることが判ります。紫外線も強い殺菌作用がありますので、有害な側面を持っています。
ガンマ線はほとんど大気で遮断されるので私たちには届きませんし、紫外線の有害波長は成層圏のオゾン層で90%以上が遮断されるので、生物には深刻な被害を及ぼしません。ですが地上に到達する紫外線の一部があらゆる物質に影響を与えます。