撤去する屋根材にアスベストが含有を聞いた時に役立つ情報!


アスベスト吹き付け

かつては夢の鉱物と言われ、熱、摩擦、摩耗に強いので、断熱材、絶縁材料、ガスケットパッキン、ブレーキラーニングなどに使用され、セメントともよく馴染んで相性もいいので、建築資材にも多用されました。


ケイ酸塩を主成分とする繊維状の鉱物で天然の鉱山で採掘されるので、安価であったので普及しました。耐熱性、保温性、防火性、防音性、耐磨耗性に優れる性質をもっています。

アスベストの繊維は肉眼で見えない

アスベスト繊維の太さは髪の毛の5000分の1程度ですので、肉眼では確認することが極めて困難。気付かぬうちに呼吸とともに人体に取り込まれていることがあるのが難点です。


人体に取り込まれることを暴露といいますが、暴露量が多いと中脾腫や肺がんの原因になると報告されています。

アスベスト含有コロニアル

カラーベスト、コロニアルといわれる屋根材にアスベストは使用されました。

アスベストが含まれているセメント瓦

セメント質焼成瓦にも使用されました。

内装材の石膏ボードにもアスベストが使われていた
断熱効果が高く、安価であり不燃材としてメジャーな石膏ボード
天井の仕上げ材にもアスベストが含まれていた
一般のお宅でも、マンション、ビルでもよく見る天井材にもアスベストが含まれていた時代があります。
昭和によく使われたPタイル
Pタイルと呼ばれる床材もよく見ます。昭和時代に施工された床タイルには含まれている可能性が高いです。
配管の断熱保温材にもアスベストが含まれていた

配管の保温材としても使われていました。

アスベストを含有する建築資材の取り扱いは、その飛散性、発じん性によってレベル分けされています。分類は3段階に分けられ、屋根材、石膏ボード、天井材はレベル3に該当します。

レベル1
石綿吹き付けが該当。著しく飛散性が高く、厳重な暴露防止対策が必要。
レベル2
石綿保温材、断熱材などが該当。高い暴露対策が必要。
レベル3
スレート屋根材、石膏ボードなどが該当。飛散性がかなり低いため、規制が緩和されている。
アスベストなどの特別産業廃棄物運搬
作業計画書を作成して作業員に周知し記録を保管します。カラーベストやコロニアルなどの廃材は、割ったり切断したりしなければ、粉塵が発生することはありませんが、必ず湿式作業を励行します。作業員は念のため防塵マスクを着用します。
アスベスト特別産業廃棄物の最終処分場

収集された廃材は破砕されないよう、飛散しないよう保管、運搬します。そして産業廃棄物最終処分場で保管されることになります。

適切な取り扱いと処分で安全が確保される

アスベストが含有された建築資材は、いまも多くの建物で使われ続けています。屋根材や壁材、天井材を、意図的に破砕したり、削ったりしなければ、アスベストが飛散して健康被害を引き起こすことはありません。やみくもに慌てる必要はなく、今すぐに撤去する必要もありません。屋根の葺き替え工事をするときに、正しい取り扱いと処分方法がなされればいいのです。

「石綿障害予防規則」「石綿による健康被害の救済に関する法律」「特定化学物質等障害予防規則」「じん肺法」「建築基準法」「大気汚染防止法」「労働安全衛生法」「廃棄物処理法」「宅地建物取引業法」などがあります。ご参照ください。

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