マンション共用階段の折板屋根の構造を現況から考えて知る


折板屋根の骨格であるH型鋼は244mm規格で厚みは11mmあり、屋根材の荷重は余裕で受け止める

H型鋼の規格サイズは244mm型の鋼材で横方向の寸法は175mmです。


厚みは11mmあります。このH型鋼はそれぞれボルトで緊結されています。

折板屋根材はH型鋼に差し込んで架設されている合理的で堅牢な構造をしている重量鉄骨造マンションの共用階段の屋根

折板屋根の上から見てみます。写真の右側がH型鋼の上端部にボルトで緊結固定され、写真の左側はH型鋼の下端部に同じくボルトで緊結固定されています。


このように屋根材の固定位置を上端部と下端部と変えることで、屋根に水勾配ができるので、雨水が流れ落ちて行きます。

折板屋根材は躯体のH型鋼に支えられ、軒樋は屋根材の下に設置されるため雨水を流し込む穴が必要になる

水勾配の一番水下に四角い穴が開けられています。


これは屋根の下にある軒樋に雨水を流し込んでいくための穴です。


このような屋根の形状ですので、屋根下に軒樋が設置されています。

ブレースは四方を囲んでいるH型鋼がひし形に変形しないように、対角線で引っ張り応力を加えることで、長方形を保たせています。
金属の丸い棒に引っ張り応力が働くように「ターンバックル」と言う部材で、引っ張っています。これを均等な力で引っ張ると、H型鋼が長方形を維持します。

2つの大きな×印が見えています。これはブレースと言って、四方を囲んでいるH型鋼がひし形に変形しないように、対角線で引っ張り応力を加えることで、長方形を保たせています。


ブレスの付け根は座金を溶接してありますので外れることはありません。そして金属の丸い棒に引っ張り応力が働くように「ターンバックル」と言う部材で、引っ張っています。これを均等な力で引っ張ると、H型鋼が長方形を維持します。

片流れになっている折板屋根の水上を雨漏りから守る板金役物

折板屋根材はH型鋼とボルトで緊結されています。そのボルトの隙間から雨水が侵入して、屋根の下から雨漏りをしないように、ボルトがさびて朽ち果て、H型鋼から外れてしまわないように養生している板金です。

折板屋根は工場や倉庫、大規模店舗、大型のカーポート、自転車やバイク置き場の屋根に多く採用されています。

一般には工場や倉庫、大規模店舗、大型のカーポート、自転車やバイク置き場の屋根に多く採用されています。


金属板1枚の簡素な構造の屋根ですから、空から降り注ぐ雨粒の落下音が気にならない場所や、雨粒の落下音も吸収する断熱材や消音材を敷設する設計の建物では快適になります。

シンプルな構造の屋根ですから、雨音が気になったり、太陽光で熱せられたりして、その下ではうるさい、暑いという弱点がありますが、断熱材や消音材で補うのであれば、雨漏りがしにくく、雨漏りしても修理が簡単にできると言う長所がある屋根材です。
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