表面積が50㎠以下の小型の磁器質タイルの事を言います。45角や45角二丁などが標準的なサイズで、目地の幅を5mm取りますので、50mm×50mmや50mm×100mmの仕上がりになります。
タイルメーカーから出荷されるときは、30cm×30cmを1ユニットとしてまとめられています。45角二丁であれば、18枚のタイルが1ユニットになっています。
表面積が50㎠以下の小型の磁器質タイルの事を言います。45角や45角二丁などが標準的なサイズで、目地の幅を5mm取りますので、50mm×50mmや50mm×100mmの仕上がりになります。
タイルメーカーから出荷されるときは、30cm×30cmを1ユニットとしてまとめられています。45角二丁であれば、18枚のタイルが1ユニットになっています。
柄が入り混じったモザイク模様になっているからモザイクタイルと言うわけではありません。ほぼ単色なタイル仕上げでも規定の寸法のタイルはモザイクタイルと言われます。
JIS A5209 2014で「釉薬の有無による種類」「成型方法による種類」「吸水率による種類」の3種類に分類されています。
茶碗などの焼き物をろくろで成形して、炉の中へ入れて焼く前に、液体に浸す作業を見たことがあると思います。この液体は釉薬と言われ、顔料や自然の土などを水に溶かせたもので、浸すと焼き物の素地の表面が覆われます。
これが炉や窯で焼かれるとガラス化しますので、光沢があり、硬い仕上がりになります。釉薬に浸して焼かれたタイルを施釉タイルと呼ばれています。反対に釉薬に浸さずに焼かれたタイルは無釉タイルと呼ばれています。
平面に使われている平型タイルはオーソドックスなタイルですが、上の端や下の端、角の部分に使われている異形なタイルもあります。
この異形なタイルの事を役物と言います。モザイクタイルの役物には「標準曲がり」「屏風曲がり」「ボックス」があります。
建物の多くは四角い立体形状をしていますので、平型タイルと3種類の役物があれば、外壁をタイル仕上げで飾ることができます。