雨漏りしないお宅はないくらい、ほとんどの人が1回は経験したことがあるそうです。
これから経験するかも知れないという人を合わせると、限りなく100%になるとも言われています。
それくらい水分は、屋根や外壁をはじめ建物のあらゆるところから侵入してきます。
日本の家屋は木造建築が多い特徴があります。欧米や世界各地でも木造建築は多いのですが、地理条件が大きな要因を占める気象条件が異なると、同じ木造建築でも建物が受ける水分の影響は大きく異なり、建物の寿命が左右されます。水分の影響を多く受ける建材は傷みやすく、受けにくい建材は傷みにくいのです。
木材は常に濡れているか、常に乾いているかのどちらかであれば長持ちします。貯木場の木材や水の都ベネチアの街の基礎杭は常に濡れている状態だから木材は長持ちし、法隆寺の五重塔は常に乾いているから木材は長持ちすることを示しています。
☆濡れている生活環境は不快であり不衛生です。
☆湿気ているところに苔が生えるように、家の中にカビが発生して健康被害を及ぼします。
☆水分で湿潤な木質はシロアリを呼び寄せます。
☆木材が腐食し、鉄骨は錆び、鉄筋コンクリートさえ弱くなるので、建物の寿命が短くなります。
お部屋の中で雨シミを見つけた時に「雨漏りしている!」ということになるわけですが、屋根や外壁から侵入した雨水がお部屋に到達してシミを作ってしまうまでには相当な時間がかかります。
そのうえ雨漏りは、雨が降るたびに毎回雨漏りするわけではない事も多く、雨漏りを見過ごしている場合は建物に浸水が始まってからずいぶん時間が経っていることになるのです。
雨漏りを発見した時でも建物が侵食され始めてずいぶん時間が経っている可能性が高いわけですから、早い対処が必要になるのです。
木造家屋 | 日本は温暖湿潤気候にありますので、熱帯地域にも劣ることがない多湿な気候が、木造家屋の躯体には過酷な環境です。その上雨漏りによって、柱や梁などの躯体が濡らされてしまうと、常に乾いた状態よりもはるかに寿命が短くなってしまうので、家屋の寿命が短命で終わってしまうのです。 |
鉄骨造家屋 | H型鋼材は、木材ほど早い時間で腐食されてしまうことはありませんが、鉄は水分で錆びますので、建物の強度を下げてしまうことには変わりません。鉄骨造で多用されるALCボードは水分に弱い建材です。頑丈だと侮ることなく鉄骨造家屋でも雨漏りは修理して止めて下さい。 |
鉄筋コンクリート家屋 | コンクリートのひび割れ部分や、生コンの打設継ぎ目からは雨水が内部に侵入します。コンクリートの内部に張り巡らされている鉄筋がさびて膨張し、コンクリートを破砕します。建物の姿は保っているけど実は所期の強度が著しく損なわれていることになります。本来60年程度もつ建物が、30数年で廊下が崩落したなどの事例があります。 |
水分で湿潤化した木材をシロアリは好む習性があります。シロアリに柱をかじられると、お家の強度は極端に弱くなってしまいます。
どこを、どのくらいかじられているかが判っていればまだ救いですが、知らぬ間に強度を損なっているときに大型の地震に襲われると倒壊してしまうことがあります。
大気中の水分を湿度で表現しますが、家屋や家財道具など全ての物が、大気中の湿度を吸収しては発散を繰り返して調湿しています。
その自然な湿度である場合は健全な範囲でしょうが、それを超える水分含有状態になりますと、細菌類の活動が活発になり、カビも生えはじめ、胞子を飛ばしますので、アレルギー症状を発症することすらあります。
建物への悪影響は進行し続けます。早く見つけて早く修理をすれば小規模修理で済みますが、発見が遅れたり見過ごしていると、大規模修理をしなければならなくなります。
家族の思い出が詰まった、終の棲家でもあり、社会資本でもある皆様のお宅を守るために、早期発見、早期対処に努めて下さい。大切な資産である家の寿命を延ばすだけでなく、費用負担が軽く済みます。
再発して困惑、一番多いのが雨漏り修理工事です。雨水はどんな小さな隙間でも入り込んできますので、中途半端でいい加減な修理が曲者なのです。屋根専門業者へ任せなければ再発トラブルで悩むことになります。
街の屋根やさん宝塚店は、屋根専門工事会社ですので、雨漏り事例の場数が違います。場数の多さが判断の正確さにつながります。
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