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茨木市の大阪北部地震で被害が出た施釉瓦屋根にブルーシート養生


地震で被害を受けた和型施釉瓦屋根にブルーシートを架けました。


地震に因る瓦屋根の被害がどんな状況かみていただきます。

大阪北部地震で多くの家屋の屋根に被害が出た

北摂地域の皆様にお見舞い申し上げます。


震度6を超える地震であったにもかかわらず、不幸にも全壊した家屋は6月27日時点で3棟であったのは、驚きの結果だと思います。


それでも多くの被害が出ていまして、至るところで、「危険!」「近づくな!」などの警告表示を普通に見かけます。


魔の6月18日から10日が経過し、余震がほぼなくなってきました。しかし本当に終わったのかどうかは神のみぞ知る事です。


今もなお避難生活を余儀なくされ、不便で不快な生活をされている方々がいらっしゃいます。全てのみなさまが少しでも早く今まで通りの生活を取り戻されますよう祈りたい面持ちです。

大阪北部地震で施釉瓦屋根の大棟に被害が出た
大阪北部地震で大棟に被害が出た施釉瓦屋根はケラバ袖瓦にも異変が見られます

今次の大阪北部地震は、多くの地域で阪神淡路大震災を思い起こさせる揺れが観測されました。宝塚市、川西市、伊丹市、西宮市、三田市、猪名川町でも、ただならぬ思いをされたと思います。


震源地に近く、ほぼ震源地であった茨木市でも多くの被害が出ました。街の屋根やさん宝塚店の地域外ですが、救援要請が入りました。


当店の営業エリア外ですが、救援要請が入ると知らぬ顔はできません。困った方をお助けしたいと思い駆けつけました。


屋根を見上げると、大棟が崩れているのが解ります。多くの方が縦揺れだったと語られていますが、震源地に近いところでは横揺れも相当なものだったのでしょう。


切妻屋根のお宅ですが、ケラバ側の袖瓦がずれて張り出してきている事が、地上からも解ります。さっそく応急処置にかかります。

葺き土が露出した状態の瓦屋根に雨が降ると雨漏りに直結します

瓦屋根の大棟や降り棟が崩れると、屋根の下地と瓦の間に載せられている葺き土が露出します。


露出しない場合でも、冠瓦の防水効果、熨斗瓦の水切り効果はなくなります。


葺き土が露出してしまっている状態ですと、雨が降ってくると全部の水分を吸収しますので、すぐに許容限界を迎えます。



葺き土の役割は、瓦の隙間からどうしても侵入してしまう水分や、内部結露で生じる水分の調整役を果たしていますので、降ってくる雨水全部は許容することが出来ません。


雨が降ってくるとすぐに雨漏りするのではと心配されると思いますが、葺き土の下には防水役のルーフィングシートが敷設されています。


大雨でない限り、今まさに雨が降ってきても雨漏りの心配はありません。


それより、雨水を吸収した葺き土は屋根瓦を止める力を失います。


瓦桟が効いているとはいえ、軒先のマンジュウ瓦に屋根瓦全体の荷重がかかる場合がありますので、持ちこたえることができるかどうかが最も心配になってきます。
雨漏り防止のために架けるブルーシートは3000番以上が望ましい

ホームセンターに行くと、1.7m×1.7mのブルーシートは300円くらいで売られていますが、そんな品質のブルーシートは役に立ちません。


ピクニックでお弁当を食べる時でも、ズボンのお尻にシミができるほど脆弱なブルーシートです。


過酷な環境の屋根ではすぐに浸水します。厚手のブルーシートか、防炎シートを採用して下さい。


このような震災被害が発生した時は、屋根工事会社や屋根職人さんたちの手は回らなくなっています。


本工事まで何か月も待つ必要があります。


安物のブルーシートでは必ず雨漏りします。太陽光の紫外線に打ち勝つことができないので、すぐに雨漏りし始めます。


長持ちするブルーシートは安くありません。60㎡くらいの屋根では、シートや土嚢袋、強力テープなどの資材代だけでも2万円以上の費用です。

ケラバ側から梯子で屋根に昇のは危険なので複数人で協力する

スライダーと呼ばれる長く伸びる梯子を架けて、屋根の上に登ります。登ってみると分かりますが、普通の人にはとても怖くて登れないです。


勇気のある人ならば軒先までは登れるでしょう。しかし梯子から屋根に乗り移る時が危険で相当な恐怖心が伴います。


特にケラバ側から登る場合は、梯子が左右に振れやすいため、1人では危険すぎます。必ず梯子の固定役が必要ですので複数人で対応します。


大阪北部地震は施釉瓦屋根の大棟を無残にも崩壊させた

見るも無残に大棟が大きく損壊しています。新築当初丹精を込めて屋根職人さんが仕上げた一直線であるはずの棟が崩れています。


軒先から順に平瓦が敷き詰められ、屋根の頂上である棟で平瓦が追い当てられます。屋根の両側からきちんと瓦を追い当てても隙間が生まれます。


ご存知のように瓦の断面は弓形に反った形状をしています。その上どんなに精巧に追い当てたとしても、一体物ではありません。


そこで先人たちは、面戸漆喰、熨斗瓦、葺き土、冠瓦、鬼瓦などで棟を形成して、その隙間から入り込む雨水を巧みに逃がします。


この棟が大きく損壊していますので、このままでは雨水が屋根瓦の下側に入りたい放題で、雨漏りが強く懸念されます。

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