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屋根材を葺き始める時に必要な広小舞の役割と降雪被害回避の要点


捨て貼りの上から仕上げ材を葺いている軒先のアスファルトシングル材オークリッジスーパー

軒先には唐草(板金)を取り付けます。ルーフィング材を先に敷設していますので、唐草を設置するときは、必ず軒先のルーフィング材をめくりあげてから固定していき、そのあと唐草の上から被せていきます。


アスファルトシングル材は軒先から張り始めますが、軒先には1枚を捨て貼りします。捨て貼りをする理由は2段目以上の屋根材の角度と1段目の屋根材の角度が異なってしまうからです。

アスファルトシングルの厚みは約5mmでほとんど影響がないと考えがちですが、これを省くとわずか5mmの勾配差でも、仕上がりのイメージが違ってきます。屋根全体を同じ勾配にするための工夫です。

瓦葺き屋根の場合、軒先の下地には広小舞という木材が打たれて、軒先の瓦の角度を調整している

日本家屋の瓦屋根では、広小舞という部材が軒先に取り付けられていますが、軒先の最初の1段はその下に重ね乗る瓦がありませんので、そのままでは軒先の最初の1段だけ勾配が急になることが解ります。それを解消するために設けられる建築資材が広小舞です。


アスファルトシングル材の屋根を葺きはじめる時の捨て貼りは、広小舞の役割を果たしているのです。

アスファルトシングル材オークリッジスーパーに引かれた白い水準線が張り重ねられる屋根材の水平水準を守ってくれ正確な水平がでる

1cmくらいの白い線と、アスファルトシングル材の上に引かれた線状の白い線が見えています。これは屋根材を一定水準で歪むことが無く張り進めるために引いていく基準線です。


わずか数mmでも歪んで狂うと、人間の目でも違和感を覚えてしまいますので、熟練の屋根職人工でもこの作業を怠りません。熟練の屋根職人ほどこの作業を怠らないものです。

軒先に千鳥に付けられた雪止め金具は落雪被害を回避して結果的に経済的になる屋根アイテム

2段目と3段目の屋根材に千鳥にL型の金具が見えると思います。これは雪止め金具と言って、冬季の積雪時に、屋根から雪が一気に滑り落ちないための対策です。1年に1回あるかどうかの積雪ですが、実は雪国よりも通常地域の方が雪止め金具は重要度が高いのです。


ちなみに千鳥とは、互い違いになってる様のことを言います。酩酊した人が歩く姿を「千鳥足」と言いますが、千鳥足もここに由来する言葉です。

屋根から滑落してくる降雪は軒先の雨どいに負荷をかけている

雪国は屋根の雪下ろしをするのが日課ですが、雪国ではない地域では、雪下ろしをすることがありませんので、自然融雪を待つしかないのです。


しかし屋根の雪が一気に滑り落ちると雨どいを破損したり、軒下の通行人を直撃したり、自転車や原付バイクを壊したり。積雪量が多い時には自家用車やカーポートを破損してしまうこともあります。

屋根からの落雪は人身事故、物損事故の両方を誘発する危険な融雪現象。これを回避するために雪止め金具が必要

近隣のお宅に落としてしまったときは、その責任をめぐってもめごとに発展することもしばしば聞かれますので、その解決にかかる費用やご近所様との関係を良好に保つことを考えれば安い費用です。ぜひとも雪止めの金具は設置してください。

降雪の重みで破損した雨どいは、雪止め金具と雨どい取り付け金具を増やすことで回避できる

雨どい(軒樋)が壊れてしまうだけでも結構な負担が出てしまいます。大屋根の軒先の雨樋修理には足場が必要ですので、たった1本の軒樋修理にも20万円以上の費用が掛かります。


雪止め金具は屋根全体でも数万円程度の費用負担で済みますから、屋根の葺き替え時には設置しておいた方が賢明です。

寄棟屋根の平面部が優先して葺かれているオークリッジスーパー

寄棟屋根の形状から、まずは屋根4面の平部を軒先から順に頂上部である大棟に向かって葺いて行きます。下り棟では両方向から少しずつ張り重ねておきます。


屋根の工事は水下から水上へが鉄則です。上から屋根材を張り進め、その上に次の屋根材を張ると、張り重ねた隙間から雨水が侵入するからです。



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