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高槻市の瓦屋根のお宅で大阪北部地震の被害を受けて降り棟が崩壊


震度6弱の大阪北部地震で損傷した屋根被害実例をご覧ください。

 ・大棟の鬼瓦の漆喰が割損して欠落しています。

 ・降り棟が蛇行してしまっています。

 ・面戸漆喰も地震の振動で剥がれ落ちています。

とにかく駆けつけましたが、地上からでは損傷の程度が分かりません。バルコニーがあるお宅ですので、脚立をかけて屋根に登ってみました。


降り棟が傷んでいるようです。漆喰が割損、欠損し、棟内部から出てきた葺き土が平瓦の上で散乱しています。平瓦は乱れていません。

高槻市で大阪北部地震の被害を受けた瓦屋根のお宅は、2面の台形と2面の三角形の屋根面で構成される寄棟屋根です。
高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根は、降り棟が大きく崩れてしまい、熨斗瓦がせり出し、漆喰が割損しただけでなく、葺き土も噴き出していた。
高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根は、降り棟が蛇行する状態になり、面戸漆喰が割れて散らばっていた。

大棟が南北に延び、降り棟が北東、南東、南西、北西に配列する寄棟屋根には、施釉(釉薬がかけられた瓦)和型瓦が葺かれた屋根です。


まず目に飛び込むのは南西に延びる降り棟が左右に振られて崩れそうな状態になっています。冠瓦は熨斗瓦とともに蛇行しています。


都市直下型の地震は多くの方々が縦揺れだったと証言されていましたが、横方向にも相当大きく揺れた結果、棟が振られて蛇行したと考えられます。

高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根の頂部、大棟の両端部に配置されている鬼瓦が大きくずれており、漆喰も欠損してしまっているので、棟内部に雨水が侵入します。

屋根の頂上である大棟付近に立ってみると、鬼瓦と棟瓦との縁が切れてしまっていることが分かります。鬼瓦は大棟の両端に構えています。


鬼瓦と棟瓦が追い当てられると、銅製の針金で緊結されるとともに、漆喰で防水されて、継ぎ目から棟内部に雨水が侵入しないようになります。


しかし地震の揺れで漆喰が剥がされてしまっていますので、漆喰にはまったく防水能力がなくなっています。雨が降ると棟内部が浸水します。

高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根は、南側に面する降り棟が揺さぶられ傾いて蛇行してしまった。

よく観察すると南東向きの降り棟も左に傾いています。


この棟も横方向にずいぶん揺れたのでしょう。辛うじて崩れずにいます。


熨斗瓦はあまりずれていません。漆喰の取り直しだけで済みそうな損傷程度ですので軽症です。


北東向きと北西向きの降り棟は、まったく異常がありません。

高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根では、降り棟が傾いただけでなく、平瓦もずれて浮き上がっていました。
高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根では、降り棟が傾いただけでなく、平瓦もずれて浮き上がっていました。ここまで隙間が大きいと雨水は簡単に侵入して雨漏りします。

南西向きの降り棟、南東向きの降り棟は棟の積み直しが必要です。その他の棟は漆喰の詰め直し、緊結し直しが必要です。


しかし地震の揺れエネルギーは大きく、瓦下の葺き土を全部緩めてしまっています。阪神淡路大震災の時の経験でそう言えます。


一見問題なさそうに見える平瓦部分の下の葺き土はかき混ぜられるように動いていますので、それぞれの瓦を安定させる力を失っています。現に数枚の平瓦がずれていた箇所があります。(手作業で即時修正をしました)


一度すべての瓦を屋根から降ろし、ルーフィングシートの釘穴も大きく開いているはずなので、張り直しをしなければ早晩雨漏りする確率が高まっています。


防災瓦かガイドライン工法で瓦の葺き直しが必要です。または金属屋根かスレート屋根に葺き替えて軽量化を図り地震に強い屋根にすることも方法です。

いずれにせよ、屋根の修理工事に着手するには相当な時間がかかります。大きな地震が来ると地域一帯で多くの屋根に被害が出ます。


屋根職人は、ブルーシート養生や応急処置に追われますので、とてもすぐに修理に取り掛かることができません。みなさま助け合いの精神で事情をご賢察ください。

高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根では、傾き崩れた降り棟と大棟の接合部、鬼瓦付近から雨漏りし始めますので、ブルーシートで雨養生をしました。
高槻市で大阪北部地震に遭った寄棟の瓦屋根では、大棟と降り棟の接合部の漆喰と棟面戸の漆喰が欠損したので、その部分をブルーシート養生をしておけば雨漏りを避けることが出来ます。
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