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ルーフィングシートは屋根下地材として雨水から屋根を守る立役者


カバー工法工事の下地調整

昨日までに足場が架設されましたので、今日から屋根工事に入ります。今回の工事は既存のコロニアルを残したまま、その上から新しい屋根材を葺いて行く「カバー工法(重ね葺き工法)」です。

大棟の板金が残ったままだと、屋根表面の凹凸が大きすぎてカバー工法(重ね葺き工法)ができませんので取り除きました。下り棟の差し棟はそのままで問題ありません。屋根平部はコロニアルの厚み分だけ段差ができますが、一定の規則で生じている5mm以下の段差ですので、屋根の仕上がり精度に影響が出ませんのでカバー工法が可能です。

コロニアルの上からルーフィングシートを敷設します。ルーフィングシートは屋根材と同じで、必ず軒先から敷き込んで行きます。屋根業界では「水下から水上へ」と表現します。軒先の唐草板金の上に重なるように、軒先と平行になるように留意します。

左右方向で重ねる時は200mm以上の重ね代を設けます。上下方向で重ねる時は100mm以上の重ね代を設けます。ルーフィングシートのメーカー標準施工要領書を忠実に守ります。

ルーフィング下り棟の重ね代
屋根の棟には大棟(屋根の頂上部分の棟)と下り棟(寄棟屋根の屋根面と屋根面が交差する部分)があります。屋根は下から順に葺きあげて行きますので、まずは下り棟の仕上げが手順です。下り棟部分では必ずルーフィングシートに張り重ねが生じますが、先に張る方も、後から重ね張りする方も、それぞれ棟芯から500mm以上の重ね代を取ります。
ルーフィング大棟の施工要領

最後に大棟の仕上げに入りますが、対面から重ね代を取ったうえで重ね張りをしていきます。そして最後に大棟の芯から両側へ均等になるように、1枚のルーフィングシートを捨て貼ります。そうすれば最も過酷な棟を完全防護できます。

建築業に携わっていない方にとっては馴染みのない名称ですし、屋根の下に敷き込まれているシートですから、余計にマイナーな存在なのだと思います。

ですがルーフィングシートは屋根の仕上げ材と同じく重要な建築資材です。屋根材(屋根仕上げ材)をすり抜けた水分を防水シートで食い止めて、野地板や垂木が濡れてしまうことを防いでいます。

アスファルトルーフィング

代表的な種類を挙げますと「アスファルトルーフィング」「改質アスファルトルーフィング」「高分子系ルーフィング」の3種類です。(もっと多くの種類、メーカーや商品が存在しますが、切がありませんので、代表的なものだけとさせて頂きます。)

「アスファルトルーフィング」最も一般的な屋根の防水シートで、耐用年数が10~20年程度。

「改質アスファルトルーフィング」上記よりも耐久性が高い防水シートで、耐用年数が20~30年程度。

「高分子系ルーフィング」改質アスファルトと同等性能でありながら、3分の1以下の重量。

※最上級グレードのルーフィングシートは60年の耐用年数が期待できるものもあります。

モラサン ルーフィング材

屋根材(屋根の仕上げ材を指し、瓦やスレート、金属屋根など)の耐用年数と同じ性能のルーフィングシートを選ぶのが合理的です。「瓦は50年もつけど、ルーフィングシートは10年しかもたない」であればルーフィングシートの寿命ごとに屋根の葺き直しが必要です。この反対もしかりです。


「改質アスファルトルーフィング」同等以上の性能を発揮するルーフィングシートを選ばれることを推薦します。


近年多用されるガルバリウム鋼板の屋根が30年程度の寿命で、ルーフィングシートの耐用年数がそれと合致しています。またルーフィングシートが30年くらいまで機能してくれますと、屋根材の耐用年数前に雨水が侵入しても、屋根裏に雨水が侵入しにくいことになりますので、それだけでも安心できるからです。


日本瓦屋根の場合は、最上級グレードのルーフィングシートを選べば、50年以上瓦の葺き直しが不要になるかも知れません。

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