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茨木市損壊屋根を覆うブルーシート重しの土嚢袋がなくても大丈夫


ブルーシートで屋根を覆ったあと、その重しに使う土嚢袋がないときに有効な即席技があります。


土嚢袋がないときでも、即席の土嚢袋を作ることが出来れば安心できます。その工夫技を実例から見て頂きます。

大阪北部地震で施釉瓦屋根の大棟に被害が出た
大阪北部地震で大棟に被害が出た施釉瓦屋根はケラバ袖瓦にも異変が見られます

茨木市U様邸でも大阪北部地震の揺れに耐えることが出来ず、屋根に被害が出ました。こちらも和型の施釉瓦です。


昭和40年代から50年前半辺りまで、ポピュラーな瓦でした。私の実家の屋根も阪神淡路大震災までは、こちらと同じ瓦でした。


今や防災瓦やガイドライン工法が出ていますが、それ以前に葺かれた瓦屋根は、地震に耐えきれずしばしば棟が崩壊してしまいます。


U様邸も大棟が崩れている事が解ります。また西側ケラバの袖瓦がはみ出ています。

茨木市でも大阪北部地震は丹精込めて積み上げた大棟の瓦を容赦なく崩壊させた
切妻屋根の崩壊した大棟から滑落した熨斗瓦はベランダの波板を割損させた

テレビアンテナは倒れていませんが、切妻屋根の大棟が崩れています。直下型の縦揺れ地震でしたが、横方向にも相当揺れたのでしょう。


熨斗瓦が落下したことが解ります。ベランダの波板の上に乗っかっています。大屋根から滑り落ちて、波板の上で止まったのでしょう。


軒先のマンジュウ瓦が割れています。棟の熨斗瓦が落下して行くときに弾んでしまい、当たり所が悪く角部から当たって行ったと思われます。


波板も割れていますので、ベランダの上に熨斗瓦が割れて落ちていると思われます。

しばらくの間はルーフィングシートが敷き込まれていますので雨漏りすることはないはずですが、劣化している場合は雨漏りします。


雨漏りも困りますが、瓦の下の葺き土が水を吸うと緩んでしまい、傾斜のある屋根でそれぞれの瓦が自立しにくくなります。


接着力を失った葺き土と瓦の重みは、軒先の瓦に集中しますので、持ちこたえられなくなると一気に崩れ落ちる怖さが残ります。


そこまで極端なことも少ないと思いますが、大きめの余震が来たら、あり得る事なので注意が必要です。

KMEWウォーターガードと言う防水シートを応用して即席の土嚢袋を作ります。壁の内部で20年以上も遮水する高耐久素材なので安心です。

屋根の上でブルーシートを固定するには、強力なブチルテープを使います。U様邸の棟は大きく崩れているので、一旦取り除く必要があります。


棟の冠瓦や熨斗瓦、葺き土や漆喰を詰め込んで降ろすために土嚢袋が必要ですが、急遽駆け付けたために土嚢袋がありません。


そこで一工夫しました。KMEWの防水シート「ウォーターガード」は防水性が高いのに透湿性に優れ、そのうえ超薄型の優れものです。

市販の土嚢袋とKMEWウォーターガードを利用した即席土嚢袋

これを1.2mでカットして2つ折りにします。折り目を強力ブチルテープで張り付けると、即席の土嚢袋が完成します。


これを10個作ると袋が出来上がります。この中に瓦類を詰め込んで、一杯になったら針金で口を縛ります。せっかくですから、これをシートのおもしに使うことにしました。

地震のダメージを受けた瓦屋根の軒先へはとても近づくことが出来ずブルーシートを張る範囲は限られる

U様邸の屋根瓦は和型の施釉瓦で、表面に光沢があり、崩れた大棟内部から葺き土が散乱していて、輪をかけて滑りやすい状態です。


とても足場なしでは軒先の作業が出来ませんし、シートの上はさらに滑りやすくなっていますので、軒先の養生が不可能でした。


屋根瓦全体が30mmから50mm程度ずれていますので、ブルーシートで覆工できない部分は心配です。早めに瓦の葺き直しか、葺き替え工事が望まれます。

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