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茨木市の地震で棟が崩壊した屋根は軒先の雨どいまで土砂で埋まる


茨木市の地震で棟が崩壊した瓦屋根被害が多発しました。


地震の影響を受けると平瓦も揺さぶられますが、棟に損傷を受けるのが顕著です。


損傷を受けた棟からは、面戸漆喰と棟積み土が噴き出すので、それが軒先の雨どいまで土砂で埋まる二次被害を誘発します。

2018年6月18日、高槻市を震源とする震度6弱の巨大地震が、茨木市、島本町、摂津市、吹田市、豊中市、箕面市で、屋根に多くの被害を出しました。


近畿地方での都市直下型大地震は、1995年1月の阪神淡路大震災以来のことで、北摂地域の多くの人々はあの記憶がフラッシュバックしました。


私が居住する池田市でも、瞬間的に停電し、テレビからの情報を得ることが出来ず、どこでどんな規模の地震が起こったかすらわからない状況でした。


阪急電車は踏切に横たわって道路を封鎖し、信号が消えた交差点では、通勤の途についている車両が混乱する交通障害を引き起こしていました。

いつものように屋根工事に勤しまなければならない日でしたので、まずは予定している工事に取り掛かりるために現場に向かいます。


あれほどの揺れを伴う地震では、多くのお宅で屋根被害が出るであろうと思ったことが、不幸にも現実のものとなっていました。


地震の直後は、親族の安否を確認する電話が通じましたが、間もなく不通になります。通信障害が解消される頃、徐々に被害通報が入ります。


その後被害通報の電話は次々に寄せられ、通話中の着信履歴が留まることを知らないほど入ってきます。

茨木市で地震に遭った瓦屋根は大棟が崩れる被害が出た。熨斗瓦、紐丸(冠瓦)が屋根の上で散乱し二次被害が待ち受けています。
茨木市の地震で瓦屋根の大棟が崩れました。ブルーシートを架ける時に瓦や葺き土を片付けますが、それまでの間に軒先まで滑り落ちてしまいます。

大きな特徴として、棟が崩れていることが分かります。熨斗瓦と紐丸(冠瓦)は垂直に積み上げられ、重心が高いことがその理由です。


平瓦、軒先マンジュウ瓦、ケラバ袖瓦は、水平に敷き詰められるために、横方向にはずれてしまいますが、葺き土が噴き出すことはありません。


全ての瓦は葺き土の上に据えられて安定状態を保っています。特に棟瓦が揺すぶられ崩れると、葺き土が瓦の表面に晒されます。


晒されて散乱している葺き土の量は半端ではありません。瓦は半円状ですので、直線状の塵取りで掃きさらえるのも全部は無理です。

茨木市の地震で瓦屋根の棟が崩れたお宅では、軒先から滑り落ちた葺き土は、軒樋を埋め尽くすほどの量でした。
茨木市の地震で瓦屋根の棟が崩れたお宅では、軒先から滑り落ちた葺き土は、軒樋を埋め尽くすほどの量で、雨水を吸い込んで更に重量が増しているので破損が心配になる。

勾配(傾斜)のない屋根は陸屋根以外ありません。厳密には陸屋根も水勾配と言う傾斜が設けられています。


一般的な瓦屋根は4寸5分の勾配が設けられています。釉薬がかかった瓦は表面がツルツルなので、置いた物が簡単に滑っていきます。


瓦屋根の上で散乱した葺き土は、そよ風でもさらさらと流れ落ちて行きますので、雨に晒されたらなおさら簡単に流れ落ちて行きます。


ブルーシートを架けて屋根の上を養生するまでの間に、相当な葺き土が軒先から滑り落ちますので、大屋根の軒先に設置された雨どい(軒樋)は、ご覧のように多くの土砂で埋まってしまいます。


土砂で埋まった雨どいは、雨水を土砂が吸い込んでせき止めますので、適切に排出することが出来なくなります。


その上、土砂の重さに加えて、雨水の水分が加算されますので、相当な重さを受け止めて耐えています。


その重さに耐えかねて曲がり、破損する事もあります。それを分かっていても足場なしの軒先の作業は危なくて軒樋の土砂をさらえることができません。


足場が架かって工事が始まるまで、雨どいの耐久力を祈る思いで見守るしかなくなります。申し訳ない思いでいっぱいです。

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