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アーチ形状屋根のマンションで最後の1枚の屋根材立平を納める


ガルバリウム鋼板製立平が最後の1枚を張ると屋根のカバー工事が完成

南側ケラバまで張り進んできましたが、残りのスペースはおよそ200mmあります。定寸の立平を1枚張るとはみ出してしまいますので、定寸の立平を金切り鋏を使ってカット(切断)します。

カスタムライトの上に張っていくガルバリウム鋼板立平333

ガルバリウム鋼板立平は屋根の仕上げ材として、1枚仕上がりが普通です。張り進めている途中過程をご覧ください。

最後の1列は切断した材料を2枚重ねして使用する
写真で2枚重ねになっていることが解ります。2枚重ねにする必要はありませんが、熟練職人さんの判断で2枚重ねで納めることになりました。


切断して使用する立平を廃棄するはずの端材を使って2枚重ねにする理由とは

最初の1枚の張り始めをみると、右端に立ち上がりがあります。この立ち上がりが横方向の雨の吹き込みを防いでいるのですが、切断して使用する最後の1枚には左端の立ち上がりがなくなってしまいます。そこで普通はつかみという道具を使って立ち上がりを成形するのですが、アールがついているのでつかんで立ち上げると立ち上がりの金属上端は材質が薄くなってしまいますし、板金作業に耐えきれずに、亀裂が入る場合もあります。

この欠点と板金作業の手間が省ける利点を考えて、熟練職人さんは切断して捨てるだけしかない端材を見事に有効活用したのです。

重ね代にはコーキングをしっかりと多めに充填しておく

張り重ね部分をそのままにしておきますと、毛細管現象で屋根材の裏側に雨水が侵入します。それを防ぐために裏側と表面にはコーキングを充填します。これで雨水の侵入はなくなります。

しかもコーキングを充填した箇所はケラバの最終化粧仕上げ役物の下側に隠れてしまうので、紫外線劣化の影響を受けない状態になるので安心です。

熟練の屋根職人は積んだ経験の他に合理的な知恵も湧く

熟練職人さんの手腕を聞いてみたところ、「2枚重ねにして端材を有効活用する発想がなかった。自分一人で仕事をしていたら、1枚仕上げをして雨返しの立ち上がりを板金成型していた。」と率直な感想を述べていました。

大親方に来てもらうと、毎回必ず勉強することがあるから、毎日でも大親方と仕事をしていたいと言っていました。一般の私たちからすると些細なことに感じたり、プロだったら当たり前でしょと素っ気なく済ませてしまいますが、この道10年の職人さんでさえ感心する工夫を称えたいと思います。

私たちも日常の中で、これとよく似たような案件を多く経験していると思います。気付きそうでなかなか気づくことが無く、結果的に合理性を欠く行動をしていると思います。そんなに凄い技でもないじゃないかと切り捨てることなく謙虚に認めたいと思う熟練の技を見ました。

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